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複雑なボクシング階級を知って、ボクシング観戦を楽しもう。

ヘビー級、ライト級、バンタム級・・・、名前は聞いたことがあっても、実際にはどのような序列になっているのか理解できていますか?ボクシング団体のHPによると、現在男女共に全部で17の階級があり、体重別に分けられています。
男子の場合、最軽量級はミニマム級(105ポンド以下)、最重量級はヘビー級(200ポンド超え無制限)です。
その間の主な階級には軽い順に、フライ、バンタム、フェザー、ライト、ウェルター、ミドルなどがあります。
(ちなみに1ポンドは約450グラムで、キログラムで実感しようとする場合は、ポンド数を半分にしたものより少し軽いくらいと思っておけばよいでしょう。
)スーパーフライやスーパーミドルなど「スーパー」が付いているものは、それぞれの階級の1段重いランクです。
軽量なフライ級には「ライトフライ級」という1段軽いランクがあります。
また同じ「ライト」が付いていても、ヘビー級に近い部分は、軽い方から順にライトヘビー、クルーザー、ヘビー級という並びになります。
女子の場合もほぼ同様ですが、最軽量にアトム級があるほか、クルーザー級が存在しないなどの違いがあります。

ボクシングの階級とパンチ力の差

バンタム級、フェザー級、ヘビー級といった名前をいくつか耳にしたことがあると思います。
ボクシングでは選手の体重により厳密に階級が分けられていてプロで17種類、アマチュアで13種類あります。
パンチは体重を乗せて打ちますから当然体重が重い方がパンチ力があるのが普通です。
スピードやテクニックでパンチ力の差を補うにも限界があるということです。
「ヘビー級のジャブはライトヘビー級のストレートに匹敵する」。
これはヘビー級の一つ下のクルーザー級からヘビー級に上げて挑戦したある有名選手の言葉ですが、パンチ力の差を如実に語った表現です。
表現通りならばライトヘビー級はクルーザー級の一つ下ですからヘビー級の選手のジャブ(腰を使わず力を余り入れずに放つパンチ)は三つ下のライトヘビー級の選手の最も破壊力のあるストレートパンチと同等であるということになります。
ボクシングでは、このような体重によるパンチ力の差を考慮して対等の条件で試合を行うために多くの階級に分けられているのです。


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